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2022/06/16 15:12

本日は前回紹介しました原料を水で洗い鞣す工程をご紹介します♪



オーストラリアから到着した原料は2日間にわたって水洗いし、徹底的に汚れを取り除きます。
写真は工場にある『ハスペル』という原料を入れて洗う大きな設備で、一度に300枚の原料を洗うことができます。
このように一度に大量の原料を洗うことが出来るのは、良質な水が豊富に得られる長野工場ならではです。


洗浄を終えた原料は、皮面をきれいに削る『フレッシング』、
酸と塩の混合溶液に浸す『ピックル』などの下処理を行った後、
クロムなめしを行います。
高度な技術のクロムなめしをすることで、皮い耐熱性・耐水性・柔軟性をもたらし、良質なムートンを作ります。

その後、原料を乾燥させ専用の機械でドライクリーニングを行い、
水洗い後も残っている汚れや臭いの原因となる動物性油脂を除去します。

次回はこの原料を染める工程をご紹介します。